ターゲットセレクターで使える引数最後はプレイヤーの視点から範囲を指定する引数と、スコアボードで使える引数を書いていきます。
ターゲットセレクターで使える引数一覧
選択基準 | 引数 |
座標 | x y z |
半径 | distance |
範囲 | dx dy dz |
数 | limit |
経験値 | level |
ゲームモード | gamemode |
ソート | sort |
エンティティの名前 | name |
エンティティの種類 | type |
X軸(縦)を中心とした向き | dx_rotation |
Y軸(横)を中心とした向き | y_rotation |
スコア | scores |
スコアボードのタグ | tag |
チーム名 | team |
引数に続けて入力することでより細かく条件を付けることができる演算子
意味 | 引数 |
一致 | = |
一致しない | =! |
aのみ | a |
a~bの範囲 | a..b |
a以上 | a.. |
b以下 | ..b |
プレイヤーの視点座標で対象を選択する引数
どちらも同じ性質を持っているので、x_rotationとy_rotationは併記しています。
記述:[x_rotation=a]
記述:[y_rotation=a]
プレイヤーの向いている方向を指定してターゲット選択します。
少々分かり難い引数です。
x_rotationは水平方向の視点座標を示します。
南(south)0、西(west)90、北(North)180、東(east)-90
南を0として時計回り(西回り)で北まで数字が増えます。
南を0として反時計回り(東回り)で北までマイナス方向に数字が増えます。
北の180から南の0までは-179…-150……とマイナス表記になります。
例えば西は45~135の間となり、北西~南西~南東~北東~北西で方角がそれぞれ東西南北に切り替わります。
y_rotationは垂直方向の視点座標を示します。
視点が水平状態の時を0として真上を90真下を-90と数字が増減します。
この視点座標はデバッグ画面(F3)で見ることができるので、座標を書く時の目安に重宝します。
赤枠Facingと書かれている行が視点座標(プレイヤーがどの方向を向いているか)を示していて(x_rotationで使用する座標/y_rotationで使用する座標)となっています。
例:/give @p[x_rotation=130..50,y_rotation=20..-20,] diamond
130~50の方向(西)上下の角度は20~-20(ほぼ正面)を向いているプレイヤーにダイヤモンドを与える。
この引数は取っつきにくい印象を感じました。
x_rotation=130..50だとコマンドが成功するのにx_rotation=50..130に変えると「プレイヤーが見つからない」と表示が出てコマンド失敗してしまうという……(´;ω;`)
まだまだ試行錯誤している引数ですが、肝心の使う場面は限定的で少なそうです。
記述:[x_rotation=a]
記述:[y_rotation=a]
プレイヤーの向いている方向を指定してターゲット選択します。
少々分かり難い引数です。
x_rotationは水平方向の視点座標を示します。
南(south)0、西(west)90、北(North)180、東(east)-90
南を0として時計回り(西回り)で北まで数字が増えます。
南を0として反時計回り(東回り)で北までマイナス方向に数字が増えます。
北の180から南の0までは-179…-150……とマイナス表記になります。
例えば西は45~135の間となり、北西~南西~南東~北東~北西で方角がそれぞれ東西南北に切り替わります。
y_rotationは垂直方向の視点座標を示します。
視点が水平状態の時を0として真上を90真下を-90と数字が増減します。
この視点座標はデバッグ画面(F3)で見ることができるので、座標を書く時の目安に重宝します。
赤枠Facingと書かれている行が視点座標(プレイヤーがどの方向を向いているか)を示していて(x_rotationで使用する座標/y_rotationで使用する座標)となっています。
例:/give @p[x_rotation=130..50,y_rotation=20..-20,] diamond
130~50の方向(西)上下の角度は20~-20(ほぼ正面)を向いているプレイヤーにダイヤモンドを与える。
この引数は取っつきにくい印象を感じました。
x_rotation=130..50だとコマンドが成功するのにx_rotation=50..130に変えると「プレイヤーが見つからない」と表示が出てコマンド失敗してしまうという……(´;ω;`)
まだまだ試行錯誤している引数ですが、肝心の使う場面は限定的で少なそうです。
スコアボードで使える引数
引数の記述は、引数の後に{ }を記述し、その中に選択対象の条件を記述します。
スコアボードコマンドを簡単に説明すると、アイテムを使った回数や、死んだ回数、MOBを倒した回数などをカウントして表示するコマンドです。 スコアボードコマンドはまずスコアを作らなければ使うことはできません。
今回は引数の記事なのでスコアボードコマンドについては割愛いたします。
スコアボードコマンドを簡単に説明すると、アイテムを使った回数や、死んだ回数、MOBを倒した回数などをカウントして表示するコマンドです。 スコアボードコマンドはまずスコアを作らなければ使うことはできません。
今回は引数の記事なのでスコアボードコマンドについては割愛いたします。
スコアで対象を選択する引数
記述:[scores={スコアの名前=a}]
プレイヤーやエンティティが持っているスコアの値を取得して対象を選択します。
例:/give @p[scores={abc=20}] apple
スコア名abcの値が20ちょうどのプレイヤーにリンゴを与える。
演算子を使ってより細かく対象範囲を設定することもできます。
複数のスコアの値を同時に範囲対象にしたい場合は{ }内に ,(カンマ)で区切って続けて書くことができる。
例:@p[scores={abc=20,bcd=5..10}]
スコア名abcの値が20かつスコア名bcdの値が5~10のターゲットを選択する。
プレイヤーやエンティティが持っているスコアの値を取得して対象を選択します。
例:/give @p[scores={abc=20}] apple
スコア名abcの値が20ちょうどのプレイヤーにリンゴを与える。
演算子を使ってより細かく対象範囲を設定することもできます。
[scores={abc=20}] | スコア名abcの値がちょうど20の対象を選択 |
[scores={abc=5..20}] | スコア名abcの値の範囲が5~20の間の対象を選択 |
[scores={abc=..20}] | スコア名abcの値が20以下の対象を選択 |
[scores={abc=10..}] | スコア名abcの値が10以上の対象を選択 |
複数のスコアの値を同時に範囲対象にしたい場合は{ }内に ,(カンマ)で区切って続けて書くことができる。
例:@p[scores={abc=20,bcd=5..10}]
スコア名abcの値が20かつスコア名bcdの値が5~10のターゲットを選択する。
スコアボードのタグで対象を選択する引数
記述:[tag=タグの名前]
スコアボードで記述したタグ名をつけられている対象だけを選択します。
例:/kill @e[tag=monstor]
タグ名・monstorをキルします。
演算子を使い対象の絞り込みもできます。
[tag=!タグの名前] を使用するとそのタグがつけられていない対象を選択します。
[tag=] タグ名を記述しないと、タグが付いていない対象を選択することができます。
[tag=!] タグ名を記述しないと、何らかのタグを持っている対象だけを選択します。
スコアボードで記述したタグ名をつけられている対象だけを選択します。
例:/kill @e[tag=monstor]
タグ名・monstorをキルします。
演算子を使い対象の絞り込みもできます。
[tag=!タグの名前] を使用するとそのタグがつけられていない対象を選択します。
[tag=] タグ名を記述しないと、タグが付いていない対象を選択することができます。
[tag=!] タグ名を記述しないと、何らかのタグを持っている対象だけを選択します。
チーム名でターゲットを選択する引数
記述:[team=チーム名]
記述したチームに入っている対象を選択します。
例:/give @a[team=red] diamond
チームレッドのプレイヤーにダイヤモンドを与えます。
上記のtag引数とほぼ同じ記述です。
[team=!チーム名] 記述したチームに入っていない対象を選択します。
[team=] チーム名を記述しないと、どのチームにも入っていない対象を選択します。
[team=!] チーム名を記述しないと、いずれかのチームに入っている対象を選択します。
記述したチームに入っている対象を選択します。
例:/give @a[team=red] diamond
チームレッドのプレイヤーにダイヤモンドを与えます。
上記のtag引数とほぼ同じ記述です。
[team=!チーム名] 記述したチームに入っていない対象を選択します。
[team=] チーム名を記述しないと、どのチームにも入っていない対象を選択します。
[team=!] チーム名を記述しないと、いずれかのチームに入っている対象を選択します。
これでターゲットセレクターに関わるあれそれは終わりです。
ターゲットセレクターについての記事はこちらを参考にして下さい。
【マイクラ】コマンドで使うターゲットセレクターの種類 Ver1.13~
ターゲットセレクターで使える引数について、他の記事はこちらからどうぞ。
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:範囲指定編 Ver1.13~
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:数と名前 Ver1.13~
ターゲットセレクターについての記事はこちらを参考にして下さい。
【マイクラ】コマンドで使うターゲットセレクターの種類 Ver1.13~
ターゲットセレクターで使える引数について、他の記事はこちらからどうぞ。
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:範囲指定編 Ver1.13~
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:数と名前 Ver1.13~