前回ターゲットセレクターの座標で範囲指定する方法を書いたので、今回は数や名前で対象を選択する方法を書きます。
数やタイプで対象を絞る引数は分かりやすく使いやすいです。
数やタイプで対象を絞る引数は分かりやすく使いやすいです。
ターゲットセレクターについてはこちらに書いているので参考にどうぞ
→【マイクラ】コマンドで使うターゲットセレクターの種類 Ver1.13~
→【マイクラ】コマンドで使うターゲットセレクターの種類 Ver1.13~
もくじ
ターゲットセレクターで使える引数一覧
選択基準 | 引数 |
座標 | x y z |
半径 | distance |
範囲 | dx dy dz |
数 | limit |
経験値 | level |
ゲームモード | gamemode |
ソート | sort |
エンティティの名前 | name |
エンティティの種類 | type |
X軸(縦)を中心とした向き | dx_rotation |
Y軸(横)を中心とした向き | y_rotation |
スコア | scores |
スコアボードのタグ | tag |
チーム名 | team |
引数に続けて入力することでより細かく条件を付けることができる演算子
意味 | 引数 |
一致 | = |
一致しない | =! |
aのみ | a |
a~bの範囲 | a..b |
a以上 | a.. |
b以下 | ..b |
数を指定して対象設定する引数
記述:[limit=a]
コマンド実行座標から近い順に指定した数のターゲットを対象にします。
例:/give @p[limit=3] diamond コマンド実行座標から近い順に3人にダイアモンドを与える。
仮に10人のプレイヤーが存在するとして、limit=3(3人)とターゲット人数を指定しているので、コマンド実行座標から近い順に3人がターゲット対象になります。
sort引数を使うことでソート方法を指定することもできます。
例:/give @p[limit=2,sort=furthest] diamond コマンド実行座標から遠い順に2人にダイヤモンドを与える。
コマンド実行座標から近い順に指定した数のターゲットを対象にします。
例:/give @p[limit=3] diamond コマンド実行座標から近い順に3人にダイアモンドを与える。
仮に10人のプレイヤーが存在するとして、limit=3(3人)とターゲット人数を指定しているので、コマンド実行座標から近い順に3人がターゲット対象になります。
sort引数を使うことでソート方法を指定することもできます。
例:/give @p[limit=2,sort=furthest] diamond コマンド実行座標から遠い順に2人にダイヤモンドを与える。
ソート方法を指定する引数
記述:[sort=a]
ソート方法を指定することができます。
ソート方法は以下の4つです。
limit引数と合わせて使うと設定に幅が広がる引数です。
例:/give @p[limit=5,sort=furthest] diamond
コマンド実行座標から遠い順に5人にダイヤモンドを与える。
ソート方法を指定することができます。
ソート方法は以下の4つです。
nearest | 距離の近い順 |
furthest | 距離の遠い順 |
random | ランダム |
arbitrary | ソートをしない |
limit引数と合わせて使うと設定に幅が広がる引数です。
例:/give @p[limit=5,sort=furthest] diamond
コマンド実行座標から遠い順に5人にダイヤモンドを与える。
経験値レベルを指定して対象を設定する引数
記述:[level=a]
プレイヤーの経験値レベルを指定してターゲット対象を設定します。
例:/tp @p[level=10] 500 50 100
レベル10のプレイヤーを座標500.50.100にテレポートさせます。
演算子を組み合わせることで経験値レベルの範囲を指定できます。
プレイヤーの経験値レベルを指定してターゲット対象を設定します。
例:/tp @p[level=10] 500 50 100
レベル10のプレイヤーを座標500.50.100にテレポートさせます。
演算子を組み合わせることで経験値レベルの範囲を指定できます。
例 | |
level:10 | レベル10のみ |
level:5..10 | レベル5~10 |
level:5.. | レベル5以上 |
level:..10 | レベル10以下 |
ゲームモードで対象を設定する
記述:[gamemode=a]
指定したゲームモードのプレイヤーを対象にします。
=! を使用すると指定したゲームモードではない対象を指定することができます。
survival creative adventure spectator の4つのモードを指定対象にできます。
ゲームモードの記述は省略することはできないので注意です。
例:/tp @p[gamemode=adventure] 100 60 100
アドベンチャーモードのプレイヤーを座標100.60.100にテレポートさせます。
/tp @p[gamemode=!adventure] 100 60 100
アドベンチャーモードではないプレイヤーを座標100.60.100にテレポートさせます。
指定したゲームモードのプレイヤーを対象にします。
=! を使用すると指定したゲームモードではない対象を指定することができます。
survival creative adventure spectator の4つのモードを指定対象にできます。
ゲームモードの記述は省略することはできないので注意です。
例:/tp @p[gamemode=adventure] 100 60 100
アドベンチャーモードのプレイヤーを座標100.60.100にテレポートさせます。
/tp @p[gamemode=!adventure] 100 60 100
アドベンチャーモードではないプレイヤーを座標100.60.100にテレポートさせます。
プレイヤーやエンティティの名前で対象を設定する
記述:[name=a]
プレイヤーの名前や、名札などでエンティティに名前を付けた対象をターゲット指定します。
名前があるエンティティはその頭の上に名前が表示されていますね。
例:/tp @p[name=alex] 100 60 100
プレイヤーのalexを座標100.60.100にテレポートさせます。
プレイヤーの名前や、名札などでエンティティに名前を付けた対象をターゲット指定します。
名前があるエンティティはその頭の上に名前が表示されていますね。
例:/tp @p[name=alex] 100 60 100
プレイヤーのalexを座標100.60.100にテレポートさせます。
エンティティのタイプを指定して対象を設定する
記述:[type=a]
エンティティIDを指定して対象をターゲットできます。
エンティティIDはたくさんあるのでなかなか覚えきれませんが、1.13以降だとコマンド入力補助機能があるので以前よりは入力しやすいです。
ちなみに私がよくエンティティIDを確認するwikiのページはこちら
例:/kill @e[type=skeleton]
スケルトンをキルします。
MOBだけではなく矢や額縁などもエンティティに含まれます。
エンティティIDを指定して対象をターゲットできます。
エンティティIDはたくさんあるのでなかなか覚えきれませんが、1.13以降だとコマンド入力補助機能があるので以前よりは入力しやすいです。
ちなみに私がよくエンティティIDを確認するwikiのページはこちら
例:/kill @e[type=skeleton]
スケルトンをキルします。
MOBだけではなく矢や額縁などもエンティティに含まれます。
ターゲットセレクターについて興味のある方はこちらの記事を参考にして下さい。
【マイクラ】コマンドで使うターゲットセレクターの種類 Ver1.13~
ターゲットセレクターで使える引数について、他の記事はこちらからどうぞ。
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:範囲指定編 Ver1.13~
【マイクラ】ターゲットセレクターで使える引数:視点とスコア Ver1.13~
合わせて読んでいただければと思います。